それぞれの試験に参加する理由が語られるのが、20階キャラクターの特徴でした。
虎助、アークラプターはザハードが支配する塔自体にいい印象を持っていませんし、
王野(おうじ)は一番謎ですが、塔を上らねばならぬ理由を秘めています。
マナは捨てられた子ですし、プリンスは父親に頼らなくとも強くなる!と意気込み塔を登ろうとしています。
カナはどんな理由があって塔を登るのだろうか?と思いますが、
カナの登る理由が拍子抜けしてしまいます。笑
何もかもを捨てようと思って塔に来たら
生き残ってしまったのだそうです。
神之塔094
だから格好も周りと比べてテキトーで、靴もビーチサンダルです。
とはいえ、ここまで出てきているのだから、
何か伏線の要員として使われたとしても、
おかしくはないのだが…
とはいえ、漫画なれをしていると、悲劇的な理由があるものが登ると思われがちだし、
応援されるけど、そうでもない人がいて当然だと思っています。
漫画ではなくてリアルな世界も同じだけど、
目指すものがあるものが、抱えているものがあるというのは、
すごいエゴスティックな妄想でしかないですね。
ただ、直感と己の欲求にしたがって、
道を歩むものもいるでしょう。
なので、かなやシアシアのようなシンプルなものもいて、
至極当然だと思います。
が、神之塔でのキャラは癖がとにかく強いので、
拍子抜けしました。笑