401話より
ユニオンとは別に、ウェアウルフのロードに命じられて、ウェアウルフが3人と、貴族の元主が3人結託をしてルケドニアを責めました。
結果、6人を相手にラザクが戦いましたが、ラザクは亡くなってしまい、グラデウス、ラグスはフランケン、ライジェルの手によって永眠につきました。
漫画や映画に限らず、物語というのは、感情移入をしていてより面白いものになるものだと思っています。
なので、視点がノブレス(ライジェル)を中心とするものであるからして、ラグスもグラデウスも色濃く悪役のように描かれましたが、
最後の絵を見ると、誰もが「悪」だとは言えない気がしています。
全員が己に信じるものがあったのだと、思います。
一人、イディアンはラグスに洗脳されることとなりましたが、俯瞰的に見て「悪」であるというには情報量が少なすぎますね。
皆、貴族を愛し、自分たちの家族を愛し、またこの土地を愛していたのだと思います。
愛とは?と聞かれると、定義が難しいのですが、大切に、思っていた。
その大切にしていたものが、人によって、場所であったり、約束であったり、バランスであったり、尊厳だったり、種の存続であったりと、違かった結果が産んでしまったのだと思います。
また、ライジェルとウェアウルフの前ロードであるムザカとの間にあった事件に人間か大きく関わっているのだと思います。
ノブレス 401
あのしわくちゃじいちゃんも、いかれグラデウスもみーんなっそろって楽しくteeパーティーしています。
ここまで笑顔でいた家主たちを崩壊させてしまった何かが、このあと起きるんでしょうねえ。
久しぶりにライジェルとあった際も多少怯えてはいたものの、礼儀正しさはラグス以外は何ら変わらず、消し去られる時には、笑顔でいるものまでもいましたからねえ。
今後語られるライジェルの詳しい過去が、重要ですね。